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被害者にならない為の知識-精神薬を学ぶ-

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障碍児の母親として


まだまだわからないことも多く、薬害の実態もつかめていません。
しかし、以前からおかしいと思っていたことが今はやっぱりおかしかったのだという思いでいっぱいです。

確かに今の支援というものは、医者の診断がなければ何も始まらないシステムです。
息子の支援も自閉症という診断がなければ受けさせて貰えないということに疑問を感じたものでした。
ただ、主治医の先生が「薬を飲んだから治るというものではない、風邪のようにかかったから治るというものではない」とおっしゃって、
薬をむやみやたらに処方する方針でなかったのが幸いでした。
今の診断基準がDSM4やDSM5に基づいているものではあることは私も知っています。
あの診断基準に著しい問題があることも大学に在学している時に一応学びました。
診断基準に頼り過ぎて、患者本人の様子を正しく判断しないで、その場で見ただけで、その基準にあてはめ、その時に語られたことだけを鵜呑みにして、
状態をカルテに書き記して行き、適当に診断を下して適当に薬を出している実態です。
今までいろいろな発達障害児という子どもたちに出会ってきていますが、ただ環境が合わないとか、しんどくて一生懸命人に伝えようと表現しているだけなのに、
それが症状だと勘違いされてきていることで、やたらと診断名がつくことでさらに環境が悪化していることもわかってきました。
その子どもたちが大人たちの都合で静かにさせようと薬が投与され、やがて飲み続けることでいろいろな副作用が出てきて、
それが環境のせいだとか、その子の障害の症状だとかいうことでさらに過剰に診断が続くわけです。
目で見ても様子が変わって、目がうつろになり、表情がなくなり、別人と化すようになっても大人たちは気付かないわけです。
しかしはたから見れば、それが発達障害の症状なのだ、いや、精神障害も二次的に起きてきているのだと片づけられてしまっていて、
その陰に誤診による過剰診断であったり、薬害で精神症状をきたしているという事実まではなかなか気付かれないんですよね。
それを仮に本人が訴えたとしても、なかなか信じてもらえない、精神症状が言わせていることだからということで片づけられているわけです。
大人の精神障害だと言われている人も、いったいどれだけの人が正しく診断をもらっているのでしょうか?
今の特別支援教育についても大きな疑問を持っています。
結局現場教師の指導能力がないことを棚上げにして、手のかかる面倒な子どもたちはあっちへやってしまう、
はみだしている子どもたちを特別扱いにしてはじき出すためにふるいにかけているだけに過ぎないと思うのです。
欧米で行われている特別支援教育というものは、何も障害を重視した特殊扱いではなく、むしろ大多数の子どもたちにない特殊な才能を持った子どもたちに対して、
整えられた環境でその力を存分伸ばして、ゆくゆくは国の先進的な技術に貢献させるために大切に育てて行くということに重きを置いているわけです。
日本でもそのように大多数の子どもたちにない特殊な才能に恵まれている子どもたちが確かに存在しているのです。
その子どもたちが生きづらさを抱えて狭い空間で耐えながら生きている現状です。
誰からも理解されず、苦しみ続けているのです。
しかしこういった子どもたちを国全体で大切に育てていけば、この国の景気や将来はどれだけ明るいものになっていくのだろうかと思うのです。
宝を大切にしなければ、どんどん国はだめになっていくと思うのです。
目先の富やできることにばかり目がいって、都合の悪いことは何でも診断任せにし、それですべて片づけてしまう、
その子の持っている可能性まですべて否定されて、日の目を見ることもなくなってしまうわけです。
子どもたちを間違った特別支援教育でだめにされたくない、私は親として最低限二人の息子のために守り抜いてきました。
あと1年ずつ、今年は高校、中学と最後の年になりましたが、二人とも生きづらさを抱えながらものびのびと自分に合った環境で、安心して暮らせるように、
あえてそれぞれ特別支援学校、特別支援学級での生活をすることを選んでいます。
特に通常学級に今年度まで在籍し、残りの1年を特別支援学級で過ごすことを選んだ下の息子については、通常学級での生活がもう限界でした。
息子は特別支援学級に行くことを最後まで拒んでいましたが、息子の精神状態を見てこれ以上ここに置いておくのは危険だと判断したのです。
頑張りすぎて精神状態がかなり不安定になっていることを担任が知らせてきたのですが、息子はその時の気持ちを私に伝えました。
私はこのままの状態が続けば、精神状態が持たなくなる、精神科に行くことだけは絶対に防止しなければならない、
そのために予防するために特別支援学級に避難することもありなんだということを話しました。
息子は年頃で友達や女の子の友達から自分が障害があるために通常学級での生活が無理で、来年から特別支援学級に行かなければならないということを伝えるのに、
とても悩んだ末、友達にはちゃんと話し、友達はみんな自分が決めた道なんだから、自分に合ったところで過ごすのが一番だと思うと言ってくれたそうです。
今は息子は特別支援学級に行くことを決心し、今年1年の過ごし方も考えて目指す高校に向けてじっくりと準備したいと言っています。
環境の悪いところで追われながら生活をしてきて、その結果精神状態が悪くなって、先生から精神科受診を言われ、
そこで本当に受診していたらどんなことになっていたかと思うのです。
それよりも息子がよくがんばったことをねぎらい、これからのことを考えてこれ以上精神状態が悪くなることを予防することをまず考えなくてはならない、
そのためには特殊扱いとされる特別支援学級にはじき出されてしまうのではなく、避難して自分本来の力を十分出させて1年を過ごさせる方がよほど意味のある1年だと思ったのです。
息子には本当に話すことに時間がかかりました。
でもこれでまた一段と親子でじっくりと向き合うことができたと思っています。
診断や薬で解決することは簡単です。
うちの場合、主治医の診察はあくまでも相談ではなく、経過報告です。
相談するよりも前に今現在どうすればいいか、まずは環境を整えることでほとんどが解決してしまうからです。
だから薬など一切いらなかったのだと思います。
ちなみに主治医はうちの子の事例を学会に報告している次第です。
診断で何もかもが片づけられてしまうことに疑問を呈して、診断以上に息子たちの変化や成長をまず見てほしいと思うのです。
本当に周りの環境一つでこんなにも変わっていくのかという実感は今、友人を見ていても痛感しています。
環境って本当に大切だなあって思います。
いい主治医に恵まれたこともよかったのだと思います。
この主治医にずっと育てられてきた上の息子は、主治医の紹介で切り絵という才能を見いだしてもらい、
今ではアーティストとして年間3~4回個展や作品展を開き、賞を取るまでになりました。
一足お先に就労先も決まり、切り絵や作品を作る工房での仕事に1年後就くことが決まりました。
目的のある人生を送れることは、人間として生きて行く中でどれだけ大切なことでしょうか?
私は日々そのことを考えさせられています。
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  1. 2013/01/10(木) 21:46:34|
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