被害者にならない為の知識-精神薬を学ぶ-

精神医療被害連絡会 公式メールマガジンユーザーの為のブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ベンゾジアゼピン新情報

□抗うつ薬(ルボックス)とベンゾジゼピンの併用
ルボックスとベンゾジアゼピンの併用により、ベンゾジゼピンの薬物血中濃度は2倍となる。

ルボックス-ベンゾ併用


□ベンゾジアゼピン系薬品の受容体占有率
ベンゾジアゼピン系薬品は、常用量MAXでベンゾジアゼピン受容体の100%を占有し効果は頭打ちとなる。
それ以上の増量や併用には意味が無く有害である。


Psychopharmacology (Berl). 1989;99(2):202-7.

Detection of benzodiazepine receptor occupancy in the human brain by positron emission tomography.

ポジトロンエミッショントモグラフィーによるヒト脳におけるベンゾジアゼピン受容体占有の検出

Shinotoh H, Iyo M, Yamada T, Inoue O, Suzuki K, Itoh T, Fukuda H, Yamasaki T, Tateno Y, Hirayama K.

Source
Division of Clinical Research, National Institute of Radiological Sciences, Chiba, Japan.
(現・独立行政法人 放射線医学総合研究所)

Abstract
Benzodiazepine receptor occupancy in the brain following oral administration of clonazepam (CZP) with a dose of 30 micrograms/kg in six healthy young men and a further dose of 50 micrograms/kg in one of the subjects was estimated by carbon-11 labeled Ro15-1788 and positron emission tomography (PET). The effects of CZP on the latency of auditory event-related potentials (P300) were also studied. Overall brain 11C uptake was depressed and the % inhibition of 11C uptake in the gray matter of the brain at 30 min after [11C]Ro15-1788 injection was 15.3-23.5% (mean, n = 6) following 30 micrograms/kg CZP when compared with that in the control experiment without any previous treatment. The 11C uptake in the cerebral cortex in the subject who received both doses decreased in a dose-related manner after 30 micrograms/kg and 50 micrograms/kg CZP. The P300 latency was prolonged significantly by 30 micrograms/kg CZP [31.6 +/- 16.3 ms (mean +/- SD, n = 6), P less than 0.05]. The P300 latency in the same subject was prolonged in a dose-related manner by 30 micrograms/kg and 50 micrograms/kg CZP. The technique using [11C]Ro15-1788 and PET permits comparison of the pharmacological effects with the percentage of receptor sites which benzodiazepines occupy in the human brain. P300 also seems to be useful to investigate the pharmacological effects of benzodiazepines.

健常者6名におけるクロナゼパム30マイクログラム/kg(体重60キロの場合1.8mg相当)の経口投与後の脳内ベンゾジアゼピン受容体占有について、炭素11標識フルマゼニルおよびPETを用いて推定した。また、被験者のうち一名に、更に50マイクログラム/kg(体重60キロの場合3mg相当)を投与し、同じ方法で脳内ベンゾジアゼピン受容体占有を推定した。また、クロナゼパムが聴覚事象関連電位(P300)の潜時に及ぼす影響も調査した。炭素11標識フルマゼニルの取り込みは脳全体で低下した。クロナゼパム30マイクログラム/kg投与後、炭素11標識フルマゼニルを注入し、その後30分経過時の灰白質(大脳皮質)における炭素11標識フルマゼニルの取り込み阻害率は、事前に何の投与も受けていない対照実験と比較して15.3-23.5%(平均、N=6)であった。クロナゼパム30マイクログラム/kgおよび50マイクログラム/kgの両方を投与された被験者の大脳皮質における炭素11標識フルマゼニルの取り込みは、クロナゼパム投与後、用量依存的に低下した。クロナゼパム30マイクログラム/kg投与でP300(聴覚事象関連電位)の潜時は顕著に延長した[31.6 +/-16.3 ミリ秒 (平均 +/- 標準偏差, n = 6), P < 0.05]。クロナゼパム30マイクログラム/kgおよび50マイクログラム/kgの両方を投与された同一被験者におけるP300(聴覚事象関連電位)の潜時は、用量依存的に延長した。炭素11標識フルマゼニルおよびPETを用いた検査法は、ヒト脳内におけるベンゾジアゼピンが占有する受容体部位の割合(占有率)を示すことで、薬理効果の比較を可能とする。また、P300(聴覚事象関連電位)は、ベンゾジアゼピンの薬理効果を調査するのに有効なようである。
赤字翻訳者注釈
関連記事
スポンサーサイト
  1. 2013/06/05(水) 03:11:41|
  2. 不安・抗不安薬
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ベンゾジアゼピンの功罪(原井論文から) | ホーム | 医療化はいかにして進められたか>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://mailmagazine997.blog.fc2.com/tb.php/64-0d29e5be
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。