被害者にならない為の知識-精神薬を学ぶ-

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減断薬ガイド(基本原則:セルフケアの一環として) ドラフト版2015.4.3

本ガイドは、医師の元で減断薬されることを想定しています

1 減薬前の確認
1.1 意志確認
1.1.1 長期の服用の影響は誰にも分からない
 減薬が比較的楽に出来るかたもいれば、少量でもなかなか減薬の難しい方もいます。一概にこうすれば良いという方法はありません。長期の服用は、いずれにせよ脳に何かしらの影響を及ぼしています。服薬期間が長ければ長いほど、脳は薬の影響になれていて、固定化していると考えられます。そのため、長期服用の方ほどゆっくりと減薬する必要があります。影響度は誰にも分からないため、どの程度減薬するのか、さらに断薬まで進めるのかは慎重に判断する必要があります。ただやめれば良いということではありません。ある研究では、抗精神病薬によるドーパミン受容体のアップレギュレーションが元に戻るには半年以上、抗うつ剤の影響が消えるには2年半程度が必要との研究があります。
1.1.2 薬剤性の精神症状
 向精神薬の服用により、元々なかった新たな精神症状が発症する場合があります。また服用をやめることにより離脱症状として新たな精神症状が発生することがあります。このような場合は薬剤性の精神疾患として対応する必要があります。ただやめれば良いということではなく、精神症状への対策が必要です。
1.1.3 家族や周辺の方のサポート
 服薬の影響で本人が薬の服薬管理が難しい場合があります。そうした場合には、ご家族や周辺の支援者による服薬管理が必要です。 減薬時の不安定な状況に対応できる当事者と家族、周辺の心構え。知識の習得。医師任せは厳禁です。
1.1.4 減断薬後のリカバリープラン
 減断薬に成功しても、何かしらの精神症状や身体症状が後遺症として残る場合があります。そうした場合には、身体症状のケアと同時に、精神症状のリカバリーを図る必要があります。長期の向精神薬服用者は、その間に、その影響により、様々な失敗をしており、社会的な役割や良好な人間関係を失い、孤立し、生活困窮となっている場合があります。そうした場合、その後のリカバリープランを同時に策定する必要があります。

1.2 生育歴(服薬歴)の把握
1.2.1 生育歴の確認
 単純に減薬を行ったとしても、もともとの問題が放置されている場合、結局は問題の再発を繰り返すだけです。生育歴の確認を通じて、そもそもの抱える問題解決を図る必要があります。
1.2.2 服薬歴の確認
 これまでの服薬状況と、副作用の発現状況を確認します。服薬と副作用の発現状況から悪化の原因薬、薬との相性などを推定する必要があります。

2 身体チェック
2.1.1 自律神経チェック
 向精神薬服薬者の多くが、自律神経のバランスを崩していることが多い。血液検査での白血球の分画により、自律神経のチェックが可能です。定期的にチェックすることにより、回復度のバロメータとなります。
2.1.2 栄養・有害ミネラルのチェック
 栄養不足や他の疾患を原因とする精神症状の除外するために、血液検査(自律神経含む)、栄養検査、ミネラル検査、内臓の働き、有毒金属の検査などを行います。

3 減薬計画
3.1 多剤大量処方からの減薬ステップ
3.1.1 過剰な量の薬を常用量までの減薬は比較的容易
 同種同効薬が何種類も大量に出ているような場合の減薬は、当初は比較的早いスピードで減薬できる。薬の量が減ってきたら減薬スピードを弱める必要がある。
3.1.2 薬物血中濃度の測定
 血液検査により、効いている薬、効いてない薬の特定ができる。すぐに断薬可能な薬剤を特定する。効いてない薬は即刻断薬可能。
3.1.3 遺伝体質の検査
 代謝酵素の活性の検査。体質により効きすぎている場合がある。特にCYP2D6。
 *1万円程度で検査可能。
3.1.4 減薬の基本原則
 服薬リストの作成(減薬方法の策定の為、特に多剤の場合)
 1年~2年かけてじっくり漸減する。服薬期間が長いほど時間をかける
 手がかりがない場合は全体を均等に減らす
 副作用の原因薬、リスクの高い薬の減薬を優先する
 原因薬と副作用止めの薬は同時に減らす 例)抗精神病薬と抗パーキンソン剤、抗コリン作用薬と便秘薬
 同種同効薬では、低力価で半減期の長いものを残す 影響を受けている側を残す
 原則他薬との置き換えはしないが、抗不安薬系のベンゾジアゼピンの減薬に置いては考慮する
 非定型統合失調症薬の置き換えは行わない(プロフィールが違いすぎる)
 薬物相互作用を考慮する
 半減期消失による離脱症状の発生に注意する
 4分の1ずつの減薬から開始し、減薬が進行するにつれて減薬量を減らす。
 これらを考慮した上での減断薬計画の作成
3.1.5 離脱症状の緩和
 漢方(自律神経を整える、胃腸の修復など)
 鍼灸(自律神経を整える、緊張の緩和など)交感神経を刺激するような施術は逆効果
 マッサージ(緊張の緩和)
 その他、代替医療

作成:オルタナティブ協議会
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  1. 2015/04/20(月) 16:47:05|
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